新聞コンクール 46人・団体表彰 岡山で式、20校に学校賞

山陽新聞社の松田社長から賞状を受け取る子どもたち

 小中高校生を対象にした第12回「おかやま新聞コンクール」(岡山県、県教委、岡山市、市教委、山陽新聞社主催)の表彰式が19日、山陽新聞社さん太ホール(岡山市北区柳町)で行われた。新聞感想文と新聞づくりの両部で計46人・団体に最優秀賞と優秀賞、しごと賞、郷土賞、さん太ハート賞、学校を挙げて熱心に取り組んだ20校に学校賞が贈られた。

 受賞者らを前に、山陽新聞社の松田正己社長、小谷敦副知事、林恭生副市長が「社会に関心を持ち、深く考えた作品ばかりだった。今後も新聞を通して情報を得て、探究する力を身に付けて」などとあいさつし、最優秀賞(8人・団体)に賞状を手渡した。

 優秀賞(32人・団体)、しごと賞(2人・団体)、郷土賞(2人・団体)、さん太ハート賞(2人)は、松田社長、鍵本芳明県教育長、三宅泰司市教育長、柴田義朗・県市長会監事(玉野市長)、山崎親男・県町村会会長(鏡野町長)、学校賞は協同組合山陽新聞山陽会の加藤辰彦代表理事が賞状を贈った。

 受賞者・団体を代表し、新聞感想文の部で高校最優秀賞(県知事賞)に輝いた金光学園高2年田中希莉子さん(17)は「記事を読むことで身の回りから地域へ、さらに世界へと視野が広がる。これからも身近な出来事に興味を持って生活したい」と述べた。

 コンクールの応募総数は1万6072点(新聞づくりの部1万3172点、新聞感想文の部2900点)。入賞46点、入選615点が選ばれた。

© 株式会社山陽新聞社