粤港澳大湾区のGDP、韓国超える

香港工程科学院は2月20~21日、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで「2023年度国際湾区サミット」を開催した。21日付香港各紙によると、サミットに出席した中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の盧新寧・副主任は、粤港澳大湾区の面積は全国の0.6%に過ぎないが、昨年は全国の11%に当たる域内総生産(GDP)を創出したと紹介。GDPは韓国、ロシアを超え、主要な社会経済指標はニューヨーク、東京、サンフランシスコといった世界クラスのベイエリアに迫っていると説明した。リモート参加した李家超・行政長官は、深セン市に隣接する北部都会区は香港の総面積の約3分の1の土地を提供し、粤港澳大湾区と世界の人材が集まるプラットホームを建設し、長期的に香港の競争力を引き上げ持続可能な発展に導くと指摘した。

© HKP