日本一幸福な子育て県「ふく育県」を目指す福井県は2月23日、動画投稿サイトや交流サイト(SNS)で人気のカリスマ保育士を講師に招いたトークショーを、福井市のハピリンホールで開いた。多くの親子連れが、子どもの成長に合わせた接し方などについて理解を深めた。
「親超優遇!ふく育県キャンペーン」の一環として開催。約160人の親子連れが参加した。
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関東の現役保育士で、「ユーチューブ」のチャンネル登録者数が70万人を超える「てぃ先生」(36)が登壇し、印象に残っている園児のエピソードを紹介。子どもは大人の表情をしっかり観察していることなどを話した。子育て世代とのトークセッションでは「きょうだいげんかの後は、子ども同士で解決する時間をつくることが大事」とアドバイスを送った。
1歳児と参加した父親(35)は「共働きで子育ては大変だけど、今日の話を生かして、気持ちや時間に余裕をもてるように頑張りたい」と話していた。