『フードドライブ』で集まった食品 企業や団体が佐世保市に贈る

集まった食品を佐世保市に寄贈する(右から)浦部支社長、井上会長、吉澤代表幹事=佐世保市役所

 第一生命保険佐世保営業支社(浦部康志支社長)と長崎経済同友会佐世保地区(吉澤俊介代表幹事)、佐世保西ロータリークラブ(井上正人会長)は2月24日、協力企業などから食料品を持ち寄ってもらう「フードドライブ」で集まった食品を佐世保市に贈った。
 同支社が持続可能な開発目標(SDGs)の一環として、各種団体に協力を呼びかけ、2020年から実施。今回は45の企業、団体からレトルト食品や缶詰、菓子類など段ボール約80箱分が集まった。
 市役所で贈呈式があり、浦部支社長、吉澤代表幹事、井上会長が「食品ロスが問題となり、食料品価格も上がっている。子どもが一人でも喜んでくれれば社会奉仕につながる。この輪が広がれば、問題解決に向かっていく」とあいさつ。朝長則男市長は「待ち望んでいる人がたくさんいると思う。そういう方々に手配したい」とお礼を述べた。
 食品は市内の子ども食堂や市社会福祉協議会などで活用する。

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