DJ KOOさん“52歳の挑戦で新境地” 高校生に特別授業「新たな世界に一歩踏み出して」

ダンスボーカルグループ・TRFのリーダー、DJ KOOさんが大田区の高校で特別授業を行い、生徒たちにエンターテインメントの楽しさ、そして新たな世界に挑む大切さを教えました。

「さあ、みんな一緒に行くよ」の掛け声と共に『EZ DO DANCE』で幕を開けたDJ KOOさんのパフォーマンスはクラブでのイベント…ではなく、高校の体育館での特別授業です。これは、大手音楽会社のエイベックスが行っている出張授業の取り組みの一環で、所属タレントが学校を訪れ、生徒たちに才能や夢を信じる力の大切さを伝えるものです。この日、KOOさんは「これから未来を輝かせるために力になれればと思ってやってきました。楽しくやっていきましょう」と生徒たちに呼びかけました。

30年前にTRFでデビューしたKOOさんは現在61歳となりました。若者だけでなく今や世代を超えて人気となっていますが、そのきっかけは音楽の枠を飛び越え、テレビのバラエティー番組に出演するという新たな挑戦だったといいます。KOOさんは「初めてバラエティーに出たのは52歳から。バラエティーに出ることもめちゃめちゃチャレンジだった」と生徒たちに語り、チームワークで笑いを届けるバラエティーの制作現場に感銘を受けたというKOOさんは番組出演を続け、音楽以外で人を楽しませる新境地を切り開きました。KOOさんは「『DJ KOOは仕事を選ばない』みたいなアンチもあったが、バラエティーのエンターテインメントというものをすごく楽しく、ライフワークの一つとして今はやらせてもらっている」と話しました。

授業では将来の夢や目標を書いてきた生徒たちにKOOさんがアドバイスを送りました。「自分探しの旅をしたい」と書いてきた生徒には「なるほど…。日本じゃなくて海外がいいかもしれないね。誰も自分のことを知らない中で自分の新しいキャラ、自分はこうしていってみようということが生まれることがすごく多い」とアドバイスしました。

新たな世界に足を踏み出す大切さを伝える授業に、生徒たちは「いろいろなことを周りから言われても、自分の意思が変わらない限りそのことを続けて頑張りたいと思った」「好きなものを諦めずに続けていくこと。それがいずれ夢につながって、目標が夢になって実現していくというのを身に染みて感じる時間だった」などと感想を語りました。

KOOさんは「この時期、新しい道に頑張ってスタートする皆さん、僕は全力で応援させていただきますので、皆さん最高の人生をポジティブに頑張ってEZ DO DANCEしていきましょう」と呼びかけています。

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