週末に行われた広島カープのオープン戦を振り返ります。
3月11日(土)対 東京ヤクルトスワローズ(マツダスタジアム)
土曜日は、応援ルールも一部緩和となり、おなじみの赤い熱気に包まれます。
先発は、ドラフト3位ルーキーの 益田武尚。初回を三者凡退で抑えると、黒田博樹 球団アドバイザー直伝のツーシームもさえていました。
2回には、去年20ホーマー・オスナのバットをそのツーシームでへし折ります。
打たせて取るピッチングで3回を投げ、フォアボールも許さないパーフェクトピッチングでアピール成功です。
打線では4回、当たりのなかったこの男に一打が出ました。ランナーを1塁に置き、新外国人のデビットソン。センターの頭上を越すタイムリーツーベースでオープン戦初の打点を挙げました。
5回、マクブルームも続きます。打球は伸びて、伸びて、看板直撃のホームラン。
ようやく解禁された鳴り物応援が球場に響き渡りました。
3月12日(日)対 東京ヤクルトスワローズ(マツダスタジアム)
日曜日の先発は、先発ローテーションを争う 森翔平。立ち上がり、10球連続ボールでピンチを招きますが、4番オスナをサードゴロ・ゲッツーに打ち取り、無得点に抑えます。
森は、3回を1失点に抑えますが、5四死球と課題を残しました。
5回、ヤクルトの新助っ人ケラーに対し、去年、1度も1軍に呼ばれなかった 林晃汰。うっぷんを晴らすかのような当たりは、レフトオーバーのタイムリーツーベースヒット。
8回には再び、林。今度はライトのミットをはじくツーベースヒットを放ち、1軍定着へアピールします。
広島カープ 林晃汰 選手
「本当に去年1年、くやしかったので、ことしは やり返す意味で がんばりたい」