「医療提供体制を5類移行後も確保」広島・湯崎知事 新型コロナ

新型コロナの感染法上の分類が5月から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられる国の方針を受け、広島県内でも入院医療費が自己負担になるほか、PCRセンターでの無料検査などが終了します。

広島県 湯崎英彦 知事
「医療提供体制を『5類』移行後も確保することが最も重要」

5月8日の新型コロナ「5類」移行後は、現在の限られた医療機関のみの対応から、一般的な医療機関でも感染者への対応ができるようになります。

14日午前の記者会見で湯崎知事は、医師会と連携し、幅広い医療機関で入院・外来対応できるよう体制を整えたいと話しました。

5類移行後、県では、▽現在、無料の入院・外来医療費が自己負担になるほか、▽PCRセンターの無料検査は終了します。また、▽感染者や濃厚接触者への外出自粛要請もなくなるなど、現在の施策は大きく変わることになります。

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