福井県内20カ所の城や城跡で限定版「桜の御城印」一斉発売 金ケ崎城や北庄城、国吉城…計25種類

桜にちなんだ限定版の「御城印」

 春の観光シーズンに合わせ、福井県の金ケ崎城(敦賀市)や北庄城(福井市)、国吉城(美浜町)など県内20カ所の城や城跡、城郭関連施設で、桜をあしらった限定版の「御城印」計25種類が一斉に発売される。

 県内の市町や観光協会が参画する「ふくい城巡りプロジェクト」実行委員会と、県内五つの城の関係者でつくる「越前若狭御城印運営協議会」の連携事業。桜にちなんだ御城印の一斉販売は昨年に続き2回目で、発売場所を前回より6カ所増やした。城の外観と花びらを組み合わせるなど、それぞれ工夫を凝らしたデザインになっている。

 3月18日に15カ所で一斉に発売する。後瀬山城(小浜市)、小浜城(同)は既に取り扱っているほか、東郷槇山城(福井市)、勝山城博物館(勝山市)、越前大野城(大野市)は21日に開始する。場所によっては枚数に限りがある。

 同プロジェクト実行委は「城の周辺には桜の名所が多く、桜まつりなどのイベントが開かれる場所もある。開花の時期に合わせて御城印を集めに巡ってほしい」と呼びかけている。

⇒【一覧表】「桜」限定版の御城印・発行場所や期間

 問い合わせは福井新聞社クロスメディアビジネス局内の実行委事務局=電話0776-50-2931。

福井城址の関連施設でスタンプラリー

 福井県は、福井市の福井城址の関連施設5カ所を巡る「重ね捺し御城印スタンプラリー」を3月18日から始める。

 スタンプの設置場所は、福井城址(県庁)、養浩館庭園、福井市立郷土歴史博物館、柴田神社、佐佳枝廼社。五つのスタンプを重ねて押すと、カラフルな絵柄の御城印になる。

 県庁と養浩館庭園を除く3カ所で販売する専用台紙(300円)が必要で、押印の順番は自由。街歩きマップ「福井城の歩き方」も同時に配布を始める。

 21日午後1時半からスタンプラリーを楽しむ街歩きイベントが行われる。集合場所は北の庄城址公園(雨天時は北の庄城址資料館)。定員20人(中学生以下は保護者同伴)。参加費500円。

 20日申し込み締め切り。問い合わせは福井新聞社クロスメディアビジネス局=電話0776-43-3004。

⇒「重ね捺し御城印スタンプラリー」申し込みはこちら

© 株式会社福井新聞社