「佐世保~神浦航路」改善計画案を了承 新ダイヤ・運航は2024年4月予定

 長崎県離島航路対策協議会「佐世保~神浦航路分科会」が17日、西海市内であり、事務局側が提案していた同航路の改善計画案を了承した。
 改善計画は西海沿岸商船(本社佐世保市)が運航している同航路のうち、西海・大島-長崎・池島間について、現在の平日1日往復2便を週2日往復2便に減便。佐世保-大島間の西海・面高寄港を取りやめる-などの内容。同社が所有船4隻の更新を控える中、経営状況が厳しく、大島-池島間と面高の利用者が少ないため、昨年12月に示していた。
 県や長崎、西海両市などの利用者代表ら約20人が出席。面高地区の代表者が海上タクシー運航などの代替策を求めたが、事務局側は市予約制乗り合いタクシーなどの利便性を図ることで理解を求めた。航路再編後の新ダイヤ・運航は2024年4月から予定している。


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