「いさハヤシライス」いかが? 28日まで諫早市役所食堂

「いさハヤシライス」をPRする永江店長=諫早市役所食堂「レストランながえ」

 諫早市産の食材を使った料理で地元をPRしようと、同市役所の食堂「レストランながえ」で、期間限定ランチ「いさハヤシライス」の提供が始まった。28日まで。
 いさハヤシライスは2019年、地域おこしなどを目的に活動していた当時の中高生グループ「おこしwings」が、地元らしいレシピで諫早に貢献したいと、野菜ソムリエとして市内で活動する数原有希子さんと共同で考案。今回、数原さんと同店の永江信敏店長が意気投合したことから同店での提供が決まった。
 ゆで卵やアスパラで郷土芸能の「のんのこ踊り」などを表現した盛り付けはそのままに、永江店長がレシピをアレンジ。コンソメなどの市販品は使わず、ブランド豚「諫美豚」の骨を12時間以上煮込んで作るだしをベースに、フレッシュトマトや長田町産の新タマネギ、赤ワインなどを加え、肉のうま味を引き立てる深い味わいに仕上げた。同市多良見町の窯元「伸明窯」の器で提供する。750円。
 永江店長は「諫早の食について活動している現在の学生さんたちとも、良いアイデアがあれば一緒に取り組んでいきたい」と話した。

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