長崎外大と韓国・釜山外大が協定 人材交流を強化へ グローバル協力センターを設置

協定書を交わし握手する姫野学長(左)と張総長=長崎外国語大

 長崎市横尾3丁目の長崎外国語大(姫野順一学長)は1日、韓国釜山市の釜山外国語大(張舜興総長)と「グローバル協力センター協定」を結び、同センターを長崎外大内に設置した。人材交流や教育の質向上などにつなげる。
 釜山外大にとって同センターは、九州における国際交流拠点という位置付け。同大は今後、同様のセンターを世界中の大学などに100カ所程度設けたい考え。長崎外大も国内外に広がる同センターのネットワークを活用できるようになるという。
 長崎外大で締結式があり、姫野学長は「釜山外大とは20年来の協力関係。今回を契機に、日韓の関係と大学間の協力関係を強めていきたい」、張総長は「今後の韓日の若い世代の交流を活発にし、韓日の未来のいい関係のため、両国の人材養成のために、両大学で力を合わせていきたい」と話した。

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