佐世保市立看護専門学校で入学式 「笑顔忘れず学び続ける」 新入生が宣誓

入学式で「笑顔を忘れず、仲間と励まし合いながら学び続ける」と宣誓する山口さん=佐世保市、アルカスSASEBO

 長崎県佐世保市立看護専門学校(早田宏校長)の入学式が6日、三浦町のアルカスSASEBOであった。男女計77人が、夢に向かって学校生活をスタートさせた。
 同校は県内唯一の公立医療専門学校。3年間実習などを重ね、国家試験に臨む。6年連続で合格率100%で、多くが市内外の病院に就職するという。
 早田校長は、高齢化が進む現状などから「看護師への期待が大きくなっている」と強調。「命に関わることに立ちすくむこともあるかもしれないが、初心に立ち返って看護の道を切り開いて」と激励した。新入生を代表して、山口珠舞(しゅま)さん(18)が「笑顔を忘れず、仲間と励まし合いながら学び続ける」と宣誓した。
 佐賀県有田町出身の和田拓夢(たくむ)さん(18)は、看護師の父の影響で志したといい、取材に「患者さんなどに積極的に声をかけたい」と意気込んだ。

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