【宇都宮】宇都宮観光推進委員会は15~21日、宮町の餃子(ぎょーざ)通りに設置されている「GYOZAモニュメント」を修繕するため、一時的に撤去する。修繕期間中もモニュメントの写真撮影を楽しんでもらおうと、14~21日に拡張現実(AR)を活用したフォトフレーム事業を実施する。
モニュメントは2022年10月に設置され、観光客に人気の撮影スポットとなっている。材質は繊維強化プラスチック(FRP)で耐久性が高いが、同年12月に土台の一部にひびが入っているのが確認された。
同委員会は塗料を塗って応急処置を行ってきたが、ゴールデンウイーク(GW)を前に一度撤去して修繕することを決定。FRPを塗り直すことで強度が上がるという。
修繕期間中はモニュメント設置場所にQRコードの付いた看板を設置する。スマートフォンで読み込むとモニュメントのフレームが現れ、合成写真を撮影できる。同委員会の担当者は「通常はその場所でしか撮影できないが、ARならどこでもモニュメントを撮れる。ギョーザを食べながらなど、さまざまな場面で楽しんでほしい」としている。
(問)同委員会事務局、市観光交流課028.632.2437。