新茶シーズンを迎え、静岡市では4月24日、茶業界の繁栄を願って献茶式が行われました。
静岡市葵区の臨済寺にある茶祖堂で開かれた献茶式には、JAをはじめ市内の茶業関係者など45人が集まりました。寺には中国から日本に初めてお茶の種を持ち帰ったとされる栄西禅師をはじめ、静岡茶の発展に大きな役割を果たしたとされる3人の僧侶がまつられています。
献茶式は1948年から75年続く伝統の行事で、24日は市内足久保地域の新茶が3人の僧侶に献上されました。
<静岡市 本田武志副市長>
「徳川家康公ゆかりの地が注目を集めています。静岡市のお茶を国内外にPRする絶好の機会です」
気候に恵まれ、品質が良いという今年の新茶。5月にかけて、各地で茶摘みのピークを迎えます。