対馬-釜山航路 4月29日から乗客制限を撤廃

 長崎県対馬市北部・比田勝と韓国・釜山を結ぶ国際定期航路について対馬市は26日、高速船1隻当たり300人までとしている乗客制限を29日から撤廃すると発表した。
 県市やCIQ(税関、出入国管理、検疫)、航路事業者が協議して決めた。同航路は2月25日に約3年ぶりに再開し、韓国の2社が週末を中心に1日1往復ずつ運航している。乗客制限の緩和は今回で4回目。
 市によると、航路再開から4月16日までに累計で4867人が比田勝港から入国した。市政策企画課は「今後、さらなる平日運航についても協議を進める」としている。

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