完封リレーでカージナルスが被スイープ回避 ヌートバー2安打

【カージナルス6-0ジャイアンツ】@オラクル・パーク

カージナルスは両チーム無得点で迎えた7回表にアレック・バーレソンの3号ソロで先制すると、トミー・エドマンのタイムリー内野安打でこの回2得点。さらに8回表に3点、9回表に1点を奪うと、投手陣も完封リレーで援護に応え、6対0でジャイアンツを下し敵地での4連戦被スイープを回避した。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスは1勝目(1敗)をマークし、ジャイアンツ先発のローガン・ウェブに5敗目(1勝)が記録されている。

5連勝中のジャイアンツと連敗を止めたいカージナルスの1戦は、ウェブとマイコラスの両先発による緊迫した投手戦で幕を開けた。カージナルスは3回表に二死満塁、ジャイアンツは5回裏に一死満塁のチャンスを作ったものの、両先発が粘りを見せてあと一本を許さず。試合は6回を終えて0対0のまま終盤戦に突入した。

熱戦を動かしたのはやはりホームランだった。7回裏一死からバーレソンが高めのボール球を捉えてライトスタンドに運び均衡を破ると、カージナルスが一気に流れをつかむ。二死2・3塁からエドマンが全力疾走でタイムリー内野安打をもぎ取ると、8回表にはディラン・カールソンのタイムリー二塁打とポール・デヨングの2号2ランで3得点。さらに9回表にも1得点と終盤に打線が繋がった。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・中堅」でスタメン出場し、空振り三振、ショート内野安打、空振り三振、センターフライ、セカンド内野安打で5打数2安打。3回表に3試合ぶりとなるヒットを放つと、9回表の内野安打は追加点を呼び込んだ。今季の成績は打率.244、OPS.830に上昇。チームの苦しい状況を打開するためにも、1番打者に定着しているヌートバーにはさらなる活躍が期待される。

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