自然の魅力に浸り、「自活」楽しむ 那須にキャンプ場オープン

「那須焚き火の森野営キャンプ場」=那須町

 合同会社EHHO(エッホ、那須町高久乙、佐藤大助(さとうだいすけ)代表)は28日までに、那須町高久乙に「那須焚(た)き火の森野営キャンプ場」をオープンした。

 滞在における必要最小限の快適性と、自然の魅力などに浸りながら自分の力で生活する「自活」を楽しんでもらうのがコンセプト。ブナ、クヌギ、ナラなどが生い茂る自然の森そのままのロケーションで、「ワイルドな野営の醍醐味(だいごみ)を味わえる」という。

 オフロード車専用オートサイトと通常サイトを各15区画、バイク利用者やソロキャンパー向けのフリーサイトを20区画それぞれ設けた。トイレや水道、洗い場は完備する。まき割り、たき火などは利用者が各自で用具を持ち寄って楽しんでもらう。

 都内から移住した佐藤代表(45)は「たき火をしながらリラックスしたり、コミュニケーションを図れたりする最高の環境を用意した」と話している。

 同社は今後、自然環境を生かしたイベントを計画するほか、団体活動や企業研修の場として施設全体を貸し出す予定。利用希望者はhttps://www.ehho.jp/から申し込む。

自然の森そのままのロケーションでキャンプを楽しめる「那須焚き火の森野営キャンプ場」=那須町
自然のままの雑木林でキャンプを楽しめる「那須焚き火の森野営キャンプ場」=那須町
テント前でたき火を楽しめる「那須焚き火の森野営キャンプ場」=那須町
自然の雑木林内でキャンプを楽しめる「那須焚き火の森野営キャンプ場」入り口=那須町
「那須焚き火の森野営キャンプ場」の受け付けとなるテント=那須町
「那須焚き火の森野営キャンプ場」が用意した薪割り用の伐採材=那須町
「那須焚き火の森野営キャンプ場」が用意した薪割り用の伐採材=那須町

© 株式会社下野新聞社