茨城県内 常磐道下りで20キロ以上 各所で渋滞

行楽地などへ向かう車で渋滞する常磐道下り車線=3日午前11時半ごろ、土浦市下坂田

ゴールデンウイーク(GW)後半の5連休初日となった3日、茨城県内は常磐自動車道下りで20キロ以上の渋滞が発生した。好天に恵まれ、行楽地は観光客でにぎわいを見せた。

日本道路交通情報センターによると、同日午前6時半ごろ谷和原インターチェンジ(IC)付近で22キロ、午前8時半ごろ千代田石岡IC付近で24キロ渋滞し、いずれも昼過ぎまで続いた。このほか、友部ジャンクション(JTC)より南で、10キロ以上の渋滞が各所で見られた。県内の高速道路の渋滞は午後2時半ごろまでには解消に向かった。

新型コロナウイルス感染症の5類移行を前に、県内の行楽地は多くの家族連れなどでにぎわった。

同県大洗町の海水浴場「大洗サンビーチ」では波打ち際で遊ぶ親子や潮干狩りを楽しむ人々の姿が見られた。駐車場は県外ナンバーの車が目立ち、千葉県から妻と息子3人と共に訪れた男性(40)は「GWなので、家族をどこかに連れて行こうと思った」と笑顔で話した。

高速道路各社は3日が下りのピーク、5日が上りのピークと予測している。

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