新型コロナ5類へ移行 無料PCR検査は受付終了

8日から新型コロナウイルスが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行します。これに伴って、県内のコロナ対策も大幅に変更されます。

坂本可織記者
「広島市中心部のPCRセンターです。検査の受付は7日が最終日ということです」
新型コロナウイルスの「5類」への移行を受けてこれまで無料検査を行っていた県内のPCRセンターは、7日で終了しました。

県によりますと多い時期には(去年8月)1日およそ5600人だった検査数が、
ことし4月以降は250人程度まで減ったということです。

県PCR検査事務局 堀江佳一事務局長
「今後は県の無料PCR検査会場はすべて閉鎖になるので、今後感染不安や症状のある方は、最寄りの医療機関で検査をしてもらえれば」

また、8日からは、症状がある人は、発熱外来ではなくかかりつけ医などを受診することになり、感染者の外出自粛については、原則7日間の「要請」から、原則5日間の「推奨」となります。
さらに新型コロナのための確保病床も段階的に縮小され、10月以降は廃止されます。

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