インターパークにスポーツカーなど展示 日産栃木自動車大学校の学生が解説

展示される車両を確認する野澤さん

 【宇都宮】日産栃木自動車大学校(上三川町上郷)が創立40周年を記念し13日、インターパーク4丁目のインターパークショッピングビレッジで「いろんな車大集合!」を開催する。同校の学生が、展示されたスポーツカーなどについて解説するほか、日本自動車連盟(JAF)の子ども安全免許証の作成コーナーなどを設ける。

 同校は1983年、日産自動車整備専門学校として開校した。2004年に地域名を入れた日産栃木整備専門学校と改称。07年に4年制の「一級自動車工学科」を新設し、現在の校名となった。今春は144人が入学し、在校生は336人。主に東日本地域から学生が集まり、一級、二級整備士を輩出。今春までの卒業生は8281人に上る。

 イベントには車計7台を展示する。スポーツカーは、同校の実習車両「GT-R ニスモ」、同校の学生もチームの一員として参戦する「スーパー耐久レース」に出場した「フェアレディZ」のレース車両など3台。車いす利用者が乗降できる福祉車両2台と日産の電気自動車「アリア」、県警高速隊のパトカー「フェアレディZ」が並ぶ。

 当日は一級自動車工学科の7人が参加。来場者に展示車両や同校で学ぶ自動車整備について説明する。同科3年の野澤龍馬(のざわりょうま)さん(20)は「車の整備を通して暮らしに安心安全を届けたい」と将来の夢を語り、「イベントでは自動車レースのわくわく感や生活を助ける車の大切さを伝えたい。ぜひ来場してほしい」と話した。

 午前10時~午後5時。(問)同校0285.56.3585。

展示される車両を確認する野澤さん

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