警備のための犬も投入 G7広島サミット 厳重警戒 主会場周辺の元宇品

G7広島サミットの主な会場のある広島市の元宇品地区では、15日、立ち入り制限が始まり、特殊な訓練を受けた犬も投入されています。

繁高主税 記者(15日)
「午後3時が過ぎました。今、ゲートが閉められました。これから規制が始まります」

15日から立ち入り規制が始まった広島市の元宇品地区。ゲートが閉められた後、下校する子どもや生徒、また買い物帰りの住民など多くの人たちが、近くにいる警備員や警察にルートを確認していました。そして、事前に申請した「識別証」を手にゲートの中へと入っていきました。

住民
「世界の重要な人が来るんだから仕方ないといえば仕方ないけど、たいへんよ」

また、車も同様に検査が必要となるため、長い列ができていました。

ゲート付近では、警備員が鏡のついた棒を使って車の下に不審物がないか確認していました。

犬も車を1周しています。爆発物などのにおいをかぎ分けるよう特別な訓練を積んだ「危険物探知犬」とみられます。

サミットまで残り3日、会場となるホテルがある元宇品地区は厳重な警備が続きます。

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