久保建英vsアンス・ファティ!バルセロナ戦で“黄金世代の友人対決”に現地注目

レアル・ソシエダで活躍を続ける久保建英。21日には古巣であるバルセロナとカンプ・ノウで戦う。

バルサはすでに優勝を決めていることから、メンバーを入れ替える可能性がある。

『SPORT』では、久保とアンス・ファティの対決の実現に期待していた。

「リーガ制したシャビ監督は、残り4試合でアンス・ファティやエリック・ガルシアといった選手たちに出場時間を与えるつもりだ。

レアル・ソシエダと対戦すれば、ラ・マシアで一緒にプレーした久保建英と対戦することになる。

マシアから旅だった選手たちの末路は、最も有望な選手から、注目されない凡庸な選手まで、実に様々。それぞれのケースは異なる。

バルサのトップチーム入りできる幸運な選手はごくわずか。ユースで鍛えられた選手がカンプ・ノウでキャリアを固めることができるのはさらに少ないが、スペインやヨーロッパの他のクラブでキャリアを積む選手もいる。バルセロナの外にも人生(と成功)はあるのだ。

バルサのユースシステムには、将来の約束された世代とそうでない世代がある。2001年世代は、バルサのスポーツディレクターにとって、最も有望な世代のひとつとして永遠に記憶されるだろう」

「ニコ・ゴンサレス、アルナウ・テナスらに加え、現在バルサ所属のエリック・ガルシアとアンス・ファティ、そして今週末カンプ・ノウを訪れる久保建英がいた。

この日本人選手は、レアル・ソシエダで安定を手にした。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへのレンタル移籍で高パフォーマンスを見せたものの、レアル・マドリーでは成功できず。

昨夏、ソシエダは650万ユーロ(9.7億円)で彼を買い取った。サン・セバスチャン(ソシエダ)での最初のシーズンは、40試合に出場して8ゴール、8アシストを記録。

土曜に行われる自分を育成したチームとの対戦を皮切りに、まだ4試合が残っており、この好調な数字をさらに伸ばそうとしている。

2019年のエリートデビュー以来、久保がスペインを離れたことはないが、大親友であるエリック・ガルシアとアンス・ファティとピッチに立ったのは20分しかない。2021-22シーズンのバルサ対マジョルカ戦の15分、そして、今季第2節の5分だけ。この2つの試合はいずれもバルサにとって有利な展開となった。

チャビ監督は最後の4試合で継続性がなかった選手たちにチャンスを与えるつもりだ。アンスとエリックはそのグループに入っており、ソシエダ戦に出場する可能性は高い。

久保は原則的に先発するため、この日本人は育成時代をともに楽しんだ2人の友人と再会することができそうだ」

久保とガルシアは2001年生まれ、ファティは2002年生まれの同世代として、バルサのカンテラでともにプレーした経験がある。

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3人が揃って先発出場することになるだろうか。

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