作新が初戦敗退 相洋(神奈川)に逆転サヨナラ負け 春季関東高校野球

10回、作新の捕手・岩出(右)が本塁に突入した三走をタッチアウトにする=横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場、森田大地撮影

 第75回春季関東地区高校野球大会は20日、横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場ほかで開幕した。本県1位の作新学院は2回戦で相洋(神奈川2位)と対戦、延長十一回タイブレークの末4-5でサヨナラ負けを喫した。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 作新学院は初回、無死満塁から相手の失策で2点を先制すると、その後も優位に試合を展開。しかし、4-1で迎えた九回、粘りの投球を見せていた先発の市川春之介(いちかわしゅんのすけ)が3連打を浴び2点差とされると、2番手の川又楓(かわまたかえで)も崩れ同点に。4-4のまま迎えた延長十一回、3番手の石毛虹晴(いしげこうせい)が2死三塁からサヨナラとなる遊撃への内野安打を許した。

 打線は六回以降無安打に終わり、投手陣を援護できなかった。

 大会第2日は21日、2回戦の残り4試合が行われ、本県2位の文星芸大付は午後0時半から、同球場で昌平(埼玉1位)と対戦する。

© 株式会社下野新聞社