射水・海王丸パークで船乗り体験 地元児童、千曲市(長野)の児童と交流

帆船海王丸で船首マスト渡りに挑戦する児童

 富山県射水市と、姉妹都市を結ぶ長野県千曲市の児童を対象にした「海の生活体験交流会」が21日、射水市海王町(新湊)の海王丸パークで行われた。小学生24人が船乗りの仕事などを通じて親睦を深めた。

 旧新湊市が行っていた事業を引き継ぎ、射水市児童クラブ連合会が実施している。今回は射水市の5、6年生8人と千曲市の6年生16人のほか、両市の引率者が参加した。

 帆船海王丸では、海面からの高さが10メートルほどある船首マスト渡りに挑戦。ロープに慎重に足をかけ、集中して取り組んだ。児童たちは「足が震えて怖かったけど、何度もやってみたくなった」などと話していた。

© 株式会社北日本新聞社