レイズが逃げ切って4連戦に先勝 ブルージェイズは泥沼の5連敗

【ブルージェイズ4-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズとブルージェイズの同地区対決4連戦初戦は、レイズが3本のホームランなどで6点を奪う得意の長打攻勢を見せて序盤からリードを広げると、最後はブルージェイズ打線の反撃に遭うもなんとかしのいで6対4で勝利。今季35勝目をマークし、勝率7割台をキープした。レイズ2番手で6イニングを投げたジョシュ・フレミングに今季初勝利(0敗)が記録され、4番手のピート・フェアバンクスが5セーブ目をマーク。ブルージェイズ先発のクリス・バシットは3敗目(5勝)となった。

レイズは2回裏に相手のエラーで先制点を奪うと、続くホセ・シリが7号2ランを放ちこの回3得点。さらに3回裏にも四球とエラーで作ったチャンスからアイザック・パレイデスのタイムリーで1点を追加した。取り返したいブルージェイズは4回表にウィット・メリフィールドの2号2ランで反撃したものの、6回裏にランディ・アロサレーナの11号ソロ、7回裏にはルーク・レイリーの9号ソロを浴びてしまい再び4点差に。それでも最終回に2点を返しなおも二死満塁まで迫ったが、最後まであと一本が出ず力尽きた。

敗れたブルージェイズはこれで5連敗となり、貯金2ながら地区最下位。2試合連続で延長戦を落としたダメージか、この日は守備のミスで失点を重ね、打撃でも相手を上回る11安打を放ちながら4得点と攻守に拙い試合となってしまった。それでも今季打撃に苦しんでいたメリフィールドがホームランを含む4安打をマークし、4試合連続安打と復調気配を見せているのは好材料。強力なメンバーを揃えている打線に火が付けば、まだまだ巻き返しは可能なはずだ。

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