記者会見でブチ切れ!ブスケッツ獲得噂のインテル・マイアミ、今季は13戦8敗の低迷で監督もストレス「二度と私の邪魔をするな」

写真:Getty Images

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミを率いるフィル・ネビル監督が、記者会見で苛立ちをあらわにする一幕があった。イギリス『サン』が伝えている。

現役時代は兄であるギャリー・ネビル氏とともにマンチェスター・ユナイテッドの黄金期を謳歌し、兄弟揃ってイングランド代表選手だったフィル・ネビル監督。引退後はユナイテッドのコーチやイングランド女子代表の監督を経て、2021年1月から元同僚のデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミを指揮している。

最近は、バルセロナ退団が発表された元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(34)の新天地候補にも挙がるインテル・マイアミだが、2023シーズンのMLSでは開幕から13試合で8敗を喫するなど絶不調。イースタン・カンファレンス(東地区)で最下位とわずか2ポイント差の12位に沈んでいる状況だ。

21日にホームで行われた第13節オーランド・シティ戦も1-3の敗戦となり、試合後の記者会見で事件が発生。普段は冷静沈着なフィル・ネビル監督だが、敗戦の弁を語っている最中に記者が話をさえぎったため、さすがに不快感を覚えた模様。いわゆるFワードを含む言葉でこの記者に詰め寄った。

「話し終えてもいいのか? それとも、また私の話をさえぎるつもりか? OK、いいだろう。私は君の質問を邪魔しないから、君は二度と私の邪魔をするな。…クソみたいな敬意を示せ」

それでも、まずいと思ったのか直後に「言葉遣いが悪くなった。申し訳ない」と謝り、質問を聞き直したそう。記者の姿勢にも問題があるが、やはり、黒星が重なっていることでストレスも溜め込んでしまっているようだ。

インテル・マイアミはブスケッツのみならず、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWリオネル・メッシ(35)、ユベントスのMFアンヘル・ディ・マリア(34)というアルゼンチン代表戦士2人の獲得も目指しているとされている。

フィル・ネビル監督としては、世界的スターの力を借りつつ、巻き返していきたいところだ。

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