世界最大級の酒品評会で、本県2銘柄が金 県産米の夢ささら使用

 英ロンドンで開かれた世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2023」SAKE(サケ)部門の審査結果が、23日までに発表された。

 本県からは、純米吟醸酒の部で天鷹酒造(大田原市)の「純米吟醸 天鷹 夢ささら」、純米大吟醸酒の部で外池酒造店(益子町)の「燦爛(さんらん) 純米大吟醸 夢ささら」が金メダルを受賞した。

 銀メダルには7部門で10社計20点、銅メダルは5部門で11社計20点がそれぞれ選ばれた。推奨は7部門で9社18点だった。本県独自の酒造好適米(酒米)「夢ささら」で醸した受賞酒は、前年より4点少ない4点にとどまった。

 今回のSAKE部門には、九つのカテゴリーに、国内外から前年より30社少ない432社が計1601点を出品した。

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