西九州新幹線のダイヤ一部変更　通学通勤の接続改善と利便性向上へ

　JR九州は24日、通勤通学時間帯の西九州新幹線（武雄温泉－長崎）のダイヤを一部変更すると発表した。長崎駅での在来線との接続を改善し、利便性を向上させる。
　変更するのは午前7時43分武雄温泉発の西九州新幹線かもめ3号と午前8時14分長崎発の長与経由佐世保行き在来線。出発時刻を新幹線は1分繰り上げ、在来線は4分繰り下げるなどして、長崎駅での乗り換え時間を確保した。
　西九州新幹線を巡っては、開業に伴う並行在来線特急の廃止で、佐賀県から県立大シーボルト校（西彼長与町）への通学が不便になったとの意見が利用者側から寄せられていた。JR九州は「お客さまの声や開業後の利用状況を踏まえて時間調整を行った」としている。