農業特区の養父産ニンニク 風味豊か、オススメはホイル焼き 製本大手ナカバヤシが予約開始

養父で生産された「やぶひこ フレッシュにんにく」(ナカバヤシ提供)

 国家戦略特区の兵庫県養父市でニンニクを栽培する製本業大手のナカバヤシ(大阪市)は、鮮度の高い生ニンニク「やぶひこ フレッシュにんにく」(同社提供)の予約を始めた。同社オンラインショップなどで受け付けている。

 同社は2015年度から、製本業の閑散期を利用して、養父市内でニンニクを生産。秋に植えて、初夏に収穫する。食の安全のため農薬や肥料の管理などについて厳しく定めた国内基準「JGAP」の認証も取得している。

 やぶひこはみずみずしく風味が豊かでシャキシャキとした食感が特長。同社によると新鮮さを味わうならホイル焼きがお薦めという。料理のアクセントとなる薬味に使えるほか、しょうゆ漬けで保存し常備菜としても楽しめる。同社担当者は「産地直送ならではの新鮮な生ニンニクをぜひ味わってほしい」としている。

 オンラインショップ「にんにく直送便」では約1キロ1944円で別途送料750円がかかる。販売予約受け付けは29日まで。楽天フエルショップでも受け付けている。発送は6月1日以降だが、天候や収穫状況によって前後する。問い合わせはTEL0120.166.779 (三宅晃貴)

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