「性的欲求満たすため」路上で女性の下半身触った自衛隊員を懲戒処分 伊丹駐屯地

陸上自衛隊伊丹駐屯地=伊丹市緑ケ丘7

 陸上自衛隊伊丹駐屯地は26日、路上で女性の下半身を触ったとして、中部方面システム通信群の3等陸曹の男性(31)を同日付で停職8カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 同駐屯地司令業務室によると、3等陸曹は2021年5月9日午後5時ごろ、尼崎市内と伊丹市内の路上で、いずれも18歳の女性2人にそれぞれ声をかけて近づき、尻を触ったという。3等陸曹は同年11月16日、県警に県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕され、その後不起訴処分となっていた。3等陸曹は県警の調べに「性的欲求を満たすためにした」と認めていたという。

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