【那須】学びの森小の6年生13人は25日、色の異なる稲の苗を使用して絵を表現する「田んぼアート」の田植えを同校近くの水田で行った。
同校は「地域とともにある学校」を目指し、地元の人たちでつくる「学校運営協議会」と協力し、田植えをはじめとした児童と地域住民が交流する活動に取り組んでいる。
アートのモチーフは、同校の6年生が5年時に飼育していた牛「ジャスミン」。絵を約10アールの田んぼに描く。
児童たちは田んぼに足を取られながらも、完成図を思い浮かべながら3種類の稲の苗を水田に植えていた。7月ごろには絵が浮かび上がってくる見込み。
絵の原案を考えた渡辺野乃子(わたなべののこ)さん(11)は「みんなで協力したから『ジャスミン』だと分かるようになったらうれしい」と見ごろを迎えるのを楽しみにしていた。