マンチェスター・ユナイテッドの元フランス代表DFラファエル・ヴァランがマンチェスター・シティとのタイトル戦に意気込みを語った。イギリス地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
ユナイテッドは3日に行われるFAカップ決勝で”トレブル(3冠)”を目指すシティと対戦する。加入2年目にして、自身初のFAカップ決勝となるヴァランは「重要な大会」と位置づけ、「勝ちたい」と力を込めた。
「これまでとは異なる感情、異なる挑戦だが、僕はこのようなタイプの感情を感じるために、イギリスに来たかったんだ。イングランドではFAカップは重要な大会だ。僕はファンをとても尊敬しているし、彼らと関係を良い関係を築けているから、この大会や試合が彼らにとってどれほど重要なものかを知っている」
「気持ちは...同じだ。決勝なんだからね。わかるだろう？ 同じ気持ちだ。決勝なら、勝ちたいと思うだろう。違う決勝だが、同じアプローチ、同じ気持ちだ」
また、シティの”トレブル”に「僕たちは彼らの挑戦を止めるのではなく、僕たちの挑戦により集中している」と語ると、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの封じ込む策にも言及している。
「彼は良い選手だね。誰もが知るところだ。でも、シティで危険なのはそこだけではない。彼らはセットプレーからでも、ポゼッションからでも、トランジションからでもゴールが決められる。チームとして、グループとして、止めなければならないのはわかっているよ」
「いちディフェンスとして、特に(ハーランドとケビン・)デ・ブライネの繋がりから守るのが難しいけど、それを断てるようにしたい。手遅れになる前のもっと早い段階でね。チームとして強くいかないといけない」
「彼らは多くのコネクションを持ち、システムを変更したり、ゲームよって異なるアプローチもできる。僕らはそこも対処しないといけない1つだ。僕らだって、どんなチームにも勝てるというのはわかっている。今季はそれを示した。勝てるけど、相手が良いチームなのもわかっているよ」
