2022-23シーズン限りでアーセナルから移籍することが濃厚とされているスイス代表MFグラニト・ジャカ。レヴァークーゼンへの移籍が有力視されているが、あるビッグクラブが“横取り”を画策しているという。
ドイツのウェブメディア『BULINEWS.COM』によると、そのクラブはブンデスリーガ11連覇を達成したバイエルンだという。
スイスでの報道によると、バイエルンは現在31歳のジャカに対して3年契約プラス1年間の延長オプションのオファーを用意しているそうだ。
ただし、ジャカ本人は以前からレヴァークーゼンへの移籍を望んでいるとされており、レヴァークーゼン側もジャカの獲得を熱望しているため、これまでに何度も移籍の噂が報じられてきた。
一方で、『BULINEWS.COM』はドイツ国内での報道として、バイエルンにとっての最優先事項はウェストハムに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得であり、ジャカに対してはそれほど強い関心を持ってはいないということも示唆している。
ただ、ライス自身はイングランド国内クラブへの移籍を希望しており、現状ではアーセナルが彼の争奪戦をリードしていると言われている。そのため、バイエルンがジャカの獲得に向かう可能性はゼロではないだろう。
ジャカとアーセナルの契約は2024年6月まで残っているが、2022-23シーズンのプレミアリーグが終了したタイミングで自身のインスタグラムを更新し、アーセナルファンに手を振る自身の画像に「すべてのファンへの愛以外に何もない」とコメントを付けてアップ。今夏の移籍を匂わせている。