帆を張り「やったー!」 練習帆船「みらいへ」2年ぶり一般公開 佐世保港

みらいへで帆を張る体験を楽しむ子どもら=佐世保港

 佐世保に寄港している帆船「みらいへ」(全長約52メートル、230トン)が4日、一般公開され、市民らが船内見学を楽しんだ。
 神戸港が拠点で、一般市民が自由に乗船できる練習帆船として全国各地に寄港している。佐世保港には約2年ぶり。
 佐世保市新港町の同港新みなと岸壁に接岸中。市民らは操舵(そうだ)室や食堂などの設備や仕組みを見学。帆を張る体験もあり、子どもたちがかけ声を合わせてロープを引っ張った。帆が高さ10メートルほどに張れると「やったー」と歓声を上げた。体験航海もあり、約1時間半にわたって佐世保湾内を航行した。5日に出港する予定。

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