観光客にきれいな広島を見てもらおうと5日、原爆ドームの周辺で樹木をせん定するボランティア活動が行われています。
せん定のボランティア活動をしているのは、広島市造園建設業協会です。来年の花の芽が出来上がる前のこの時期に行われていて、ことしで13回目です。
参加者は、電動工具や刈り込みばさみを使って、原爆ドーム周辺のツツジの枝や地面の芝をていねいに整えていきました。
広島への観光客は、新型コロナ対策としての行動制限がなくなったことで、国内だけでなく、海外からも増えていて、広島サミットの効果からさらに増加することも期待されています。
広島市造園建設業協会 増田寿 理事
「きれいな緑の中で再び平和が訪れている広島を感じてもらい、平和が続くようにどういったことをすればいいか、みんなで考えてほしい」
せん定作業は、5日午後4時ごろまで続く予定です。