MLB公式によるサイ・ヤング賞の模擬投票 大谷はトップ5圏外に

日本時間6月6日、MLB公式サイトでは今季2度目となるサイ・ヤング賞模擬投票の結果が公開された。5月中旬に行われた1回目の投票でアメリカン・リーグ4位にランクインしていた大谷翔平(エンゼルス)はトップ5圏外に後退。ア・リーグはゲリット・コール(ヤンキース)に代わってシェーン・マクラナハン(レイズ)がトップに立った。一方、ナショナル・リーグはザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)がトップの座を維持している。

今回の模擬投票にはMLB公式サイトのライター、リサーチャーなどの専門家49人が参加。1位から5位までを選び、1位5ポイント、2位4ポイント、3位3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントで集計して順位が決められている。投票者は今季ここまでの成績だけでなく、今季の残りで起こることを予想したうえで投票することを求められている。

ア・リーグは29人から1位票を獲得したマクラナハンがトップとなった。ここまでリーグ1位の防御率2.02、メジャー1位の9勝、リーグ3位の87奪三振をマークしており、納得の選出と言えるだろう。2位は5月の月間MVPに選ばれたネイサン・イオバルディ(レンジャーズ)で、6人から1位票を獲得。コールも同じく6人から1位票を獲得したが、合計ポイントの差で前回の1位から3位に後退した。4位は3人から1位票を獲得したフランバー・バルデス(アストロズ)、5位は2人から1位票を獲得したソニー・グレイ(ツインズ)がランクイン。トップ5圏外の投手では、ケビン・ゴーズマン(ブルージェイズ)にも3人が1位票を投じた。

ナ・リーグは前回と同じく1位ギャレン、2位スペンサー・ストライダー(ブレーブス)という結果になったが、1位票は前回がギャレン32、ストライダー13だったのに対し、今季はギャレン23、ストライダー16となり、トップ2の差は縮まっている。3位は6人から1位票を獲得したマーカス・ストローマン(カブス)。ミッチ・ケラー(パイレーツ)とローガン・ウェブ(ジャイアンツ)は1位票を獲得できなかったが、それぞれ4位と5位にランクインした。トップ5圏外の投手では、ブライス・エルダー(ブレーブス)が3人、クレイトン・カーショウ(ドジャース)が1人から1位票を獲得している。

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