【宇都宮】文星芸大付属高2年斎藤大地（さいとうだいち）さん（16）＝立伏町＝が、3月に長野県で開かれたスノーボードの全国大会に出場し、スノーボードクロスのオープン男子種目で3位に輝いた。大人と一緒に競技するオープン種目には初めての挑戦。8日に市役所を訪れ、佐藤栄一（さとうえいいち）市長に「目指すは冬季五輪出場」と意気込みを話した。
大会は「第41回JSBA全日本スノーボード選手権大会」。スノーボードクロスは、キッカーやバンクなどと呼ぶ特殊な地形が設けられた全長約500メートルのコースを複数の選手が同時にスタートし、順位を競う。オープン男子には16歳～30代の44人が出場した。
2月の関東大会を史上最年少の優勝で突破し、全国でも実力を見せつけた斎藤さん。佐藤市長は「宇都宮の宝であり、誉れ」とエールを送った。一方、斎藤さんは「優勝を狙っていたので悔しい」と唇をかみ、「ターン技術などを磨いて、全国優勝をつかみたい」と次なる目標を語った。
