栄養素が豊富なことからスーパーフードとして注目されている「藻」を使った給食が、13日、静岡・袋井市で提供された。
(児童)
「外はカリカリ、中はモチモチ、うまいうまい」
この給食は、袋井市と藻の培養・研究を行っている宮城県石巻市の企業が、今後の食糧問題などについて学んでほしいと提供したもの。今回は黒はんぺんフライの衣に、ナンノクロロプシスという「藻」が使われている。ナンノクロロプシスには、豊富なタンパク質や疲労回復に役立つといわれるオメガ3脂肪酸が他の藻よりも多く含まれているという。
児童たちは初めて食べた「藻」を使った給食だったが、おかわりするなど人気は上々だったようだ。
藻を使った給食は14日も市内の別の公立幼稚園から中学校で提供される予定。