今季のイングランド・プレミアリーグでトップ4に入り、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したマンチェスター・ユナイテッド。
ただFAカップ決勝ではマンチェスター・シティに敗れてしまい、ミスをしたゴールキーパーのダビド・デ・ヘアに対する批判が再び高まっている。
今回は『thefootballfaithful』から「マンチェスター・ユナイテッドがダビド・デ・ヘアの後釜として獲る可能性がある5名のゴールキーパー」をご紹介する。
ディオゴ・コスタ
国籍:ポルトガル
クラブ:FCポルト
年齢:23歳
市場価値:4500万ユーロ(およそ67.81億円)
FCポルトの下部組織で育成されたゴールキーパー。スイス生まれのポルトガル人選手で11歳から同クラブで育った。Bチームでの活躍の後にトップへ昇格し、2021-22シーズンからレギュラーを奪取。ポルトガル代表でもルイ・パトリシオを押しのけてポジションを確保している。
昨年の夏にもマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂された23歳は、今季16回のクリーンシートを記録し、チャンピオンズリーグでは3回連続でPKを止めた大会初のキーパーとなった。ロングパス成功率も44.7%とリーグトップであり、攻撃面でも力を発揮している。
エミリアーノ・マルティネス
国籍:アルゼンチン
クラブ:アストン・ヴィラ
年齢:30歳
市場価値:2800万ユーロ(およそ42.19億円)
アーセナルを離れてアストン・ヴィラへと移籍し、プレミアリーグでもアルゼンチン代表でもポジションを確保したエミリアーノ・マルティネス。昨年末に行われたFIFAワールドカップ・カタール2022では優勝を果たし、トロフィーを股間に当てるパフォーマンスを見せた。
2022年のFIFAベストゴールキーパーにも選ばれた彼は今夏退団を希望しており、エヴァートンやチェルシーへの移籍が噂されている。ただ、マンチェスター・ユナイテッドも数週間前に噂となっていた。
ダビド・ラヤ
国籍:スペイン
クラブ:ブレントフォード
年齢:27歳
市場価値:2500万ユーロ(およそ37.67億円)
ダビド・ラヤは現在ブレントフォードでプレーしているスペイン人選手だ。契約期間はこの夏に残り1年となるため、移籍金を支払うクラブが現れれば取引に応じる可能性は高い。ウーゴ・ロリスが退団するトッテナム・ホットスパーが獲得に近づいているというが…。
2012年に若くしてブラックバーンのアカデミーに加入した彼は2019年にブレントフォードと契約。昨季は怪我のために離脱したものの、復帰後はプレミアリーグ全試合にフル出場。セーブ率や1試合平均のボールタッチ数、クロスキャッチ数などでリーグ最高レベルを記録。タフさと安定感も魅力である。
イェヴァン・ディウフ
国籍:フランス
クラブ:スタッド・ランス
年齢:23歳
市場価値:500万ユーロ(およそ7.53億円)
伊東純也が所属しているスタッド・ランスでポジションを掴んだ若手ゴールキーパー。セーブ率は78.1%とフランス・リーグアンで3位となっており、さらに足元でボールを扱う高い能力を持つ。ロングパス成功率は44.2%であり、これはリーグアンで2位の数値だ。
エデルソンが44.5%、アリソンが41%、デ・ヘアが31.4%という状況であることを考えれば、ディウフが攻撃面でも貢献できる選手なのは一目瞭然である。
アンドレ・オナナ
国籍:カメルーン
クラブ:インテル
年齢:27歳
インテルに加入したアンドレ・オナナの評判は非常に高まっている。鋭いセービングと足元でのプレーに優れ、チームをチャンピオンズリーグ決勝戦へと導いた。セーブ率は81.1%で、パス数は394本であった。
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アヤックスではエリック・テン・ハフ監督の下で仕事を経験しており、そのやり方に関しても精通している。デ・ヘアの後釜としては自然な流れになるだろう。ただ、チェルシーが獲得に近づいているという話も。