沖縄や奄美地方に停滞していた梅雨前線が、来週になると北上して西日本付近に停滞しやすくなります。
24日(土)・25(日)の土日に関しては、まだ梅雨前線が中国地方からやや離れた場所に位置しているため、広島県は晴れ間が広がりそうです。24日(土)の降水確率は10%以下と低めとなっています。
15日(日)は前線が少し北上してきますので土曜に比べると雲が増えそうです。午後は一部でにわか雨が降る可能性があります。
週明け26日(月)以降は、しばらくスッキリとしない天気が続く見込みです。この先の予報をみると雨や曇りのマークがずらりと並んでいます。
梅雨も後半戦を迎えます。そうなると梅雨末期の大雨に注意したい時期となります。5年前の西日本豪雨(2018年)や6・29豪雨災害(1999年)をはじめ、過去6月末~7月上旬には広島県でも大規模な大雨災害が繰り返し起こっています。大雨への備えをもう一度確認したいタイミングです。
また、来週からは天気は悪くても気温は高くなり蒸し暑さがアップしそうです。最高気温は曇りや雨でも30℃前後まで上がり、朝の気温も下がりにくくなります。日によっては夜中も25℃を下回らず熱帯夜となる日が出てくる可能性があります。
熱中症や食品管理にもご注意ください。この土日は梅雨空が続く前の貴重な晴れ間となりそうです。