注目株フラッテージが自らの去就に言及「次のクラブは決めた」「CLでプレーすることが第一というわけではない」

[写真:Getty Images]

サッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)が、今夏の去就について自らの想いを述べた。

インテルやユベントス、古巣ローマの他、イタリア国外のクラブからも関心を寄せられている様子のフラッテージ。最近まではインテルが争奪戦をリードしているとみられていたが、イタリア代表MFサンドロ・トナーリのニューカッスル移籍が一気に決まりかけていることもあり、その売却額を新戦力確保に費やすことができるミランも獲得レースの前線へと躍り出てきた。

イタリア代表での活動を終え、現在オフシーズンを過ごしているフラッテージは、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、移籍に関してはすでに心の中で次のクラブを決めていると明かした。

「(複数のビッグクラブからの関心について)良い気分だよ、それは否定できない。だけど今は少し不安で、この状況をはっきりさせたい。祖父のカルミネのことも考えてしまう。彼は新聞をよく読んでいたし、サッカーを愛している。彼は今、とても喜んでいるだろうね」

「(インテルについて問われ)交渉が突然ストップする可能性もあるし、チーム名を挙げるのは良くない。だけど、僕はできる限り誠実に対応しようと思っているし、次のクラブは決めた。代理人も僕が満足できる道を見つけてくれるはずだ。そうでなければ彼を…海に突き落とすことになるだろう。だけど、僕に興味を持っているクラブは他にもあると思っている」

「チャンピオンズリーグについては考えているし、プレーしたいとは思っている。だけど、それが第一というわけではない。プロジェクトの方が重要だ。優勝する準備ができているチームに行っても、再建が必要なチームに行っても、僕は同じようにプレーするだろう」

今季はインテルが3位、ミランが4位でセリエAの戦いを終え、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得している。その一方、6位のローマ、7位のユベントスはそれぞれヨーロッパリーグ(EL)とヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を戦う。果たして、フラッテージは来季どの舞台でプレーすることになるのか。

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