サンガ応援「紫」のジャガイモ収穫、スタジアム望む亀岡の畑で市民団体

サンガスタジアム京セラに近い畑でシャドークイーンを掘る子どもら(亀岡市保津町)

 サンガスタジアム京セラを望む亀岡市保津町で25日、サッカーJ1京都サンガFCのチームカラーにちなんで育てられた紫色のジャガイモの収穫祭があった。家族連れが和気あいあいと作業し、サンガへの関心を深めた。

 亀岡を元気づけようと、紫に着目して活動している市民団体「Team DO IT!!!」が今春、内側が紫色のシャドークイーンの種芋約30個を植え、育ててきた。

 収穫祭には市内外から7人が参加。サンガのユニホームなどを畑に掲げながら作業。子どもらはスコップを手に土を掘り、10センチほどのシャドークイーンを次々見つけた。

 長女(3)らと参加した親(30)=京都市北区=は「楽しかった。スタジアムでサンガの試合を観戦したことはなく、見てみたい」と話した。同団体の岡本祐一代表(55)は「紫を意識してもらい、亀岡を盛り上げたい」と語った。

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