環境大臣表彰「諫早清掃愛護クラブ」選ばれる 環境の保全や美化の功績たたえ

表彰された諫早清掃愛護クラブの代表、松永さん(左)と世話役の村瀬さん=県庁

 環境保全や地域環境美化で顕著な功績があった個人や団体をたたえる本年度の環境大臣表彰の「地域環境美化功績者」に、長崎県から諫早市西部地区で活動する「諫早清掃愛護クラブ」が選ばれた。
 6月の環境月間に合わせ、環境省が環境保全功労者、地域環境美化功績者、地域環境保全功労者の3部門で表彰。うち本年度の地域環境美化功績者は47件(14人33団体)だった。
 同クラブは「私たちの身近な川、道、海岸、港をきれいにしよう!」を目標に、河川や道路、海岸などを清掃している。2003年に県職員が集まり活動をスタート。参加自由で会則も設けず、現在は地域の企業や学生、市民なども加わって週に1度活動している。
 6月28日、県庁であった表彰伝達式には、代表の松永守さん(68)と世話役の村瀬弘幸さん(68)が出席。県県民生活環境部の大安哲也部長から表彰状を受け取った松永さんは「地元の人や学生さんにも参加いただき、裾野の広がりも感じている。次世代にも引き継いで活動を継続したい」と語った。

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