華麗に、絆の演技 村山・五輪新体操ブルガリア代表

ブルガリア新体操・金メダリストの団体演技=村山市民体育館

 東京五輪の新体操団体で金メダルを獲得し、ホストタウンだった村山市を再訪しているブルガリアのメダリストたちによる公開演技会が1日、同市の市民体育館で開かれ、華麗な演技で会場を沸かせた。

 県内外から約800人が来場。むらやま新体操教室(同市)や日本女子体育大(東京)による団体演技、ブルガリアの現役選手の個人演技の後に、メダリストの5人が登場した。リボンやフープを使った演技を披露し、大技が決まるたびに大きな拍手が送られた。米沢市米沢二中1年の安部まみさん(12)は「曲に合った流れるような演技ですごかった」と話していた。

 選手たちは2日に村山市をたつ。シモナ・デャンコバさんは「名残惜しいが、みなさんの温かい心とおいしい果物を永遠に忘れない」と語った。

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