地元園児の七夕飾り付け4年ぶりに復活 520人、短冊に願い込め 吉野ケ里歴史公園西口(神埼市郡)

飾り付けしたササに集まる園児たち=神埼市郡の吉野ケ里歴史公園

 神埼市郡の吉野ケ里歴史公園で、地元園児による七夕の飾り付けが4年ぶりに復活した。昨年までは新型コロナウイルス感染防止で、職員が短冊を保育園から集めていた。3日までに、神埼市と吉野ヶ里町の10園の園児計520人が14本の竹に短冊を飾る。

 吉野ヶ里保育園の年長、年中の園児35人が、「たいこがじょうずになりたい」「クッキー屋さんになりたい」などと書いた短冊をササの葉にくくりつけた。ウサギやネコの絵と一緒に「まんがかになりたい」と書いた進いろはちゃん(5)は「お姉ちゃんから教えてもらって、かわいい動物を描いた。夢がかなうといいな」と目を輝かせた。

 七夕飾りは公園西口の芝生広場に9日まで展示しており、一般来園者用の短冊も用意している。

(樋口絢乃)

ササに短冊や飾りを付ける園児=神埼市郡の吉野ケ里歴史公園

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