水面に清涼感、梅花藻が見頃 山形・西山形地区

清流の中、かれんに咲く梅花藻=山形市

 清流に育つ梅花藻(ばいかも)が、山形市西山形地区のせきで見頃となり、訪れた人たちが白くかれんな花を眺め、清涼感を味わっている。

 梅花藻は花びらが5枚でウメの花に似ており、葉は藻のように見える。同地区では、上丁(かみちょう)の観音堂脇を流れるせき約500メートル区間で咲く。せきには富神川が注ぎ、透き通った水面に浮かぶ花々が日差しを浴びて輝いている。

 西山形振興会顧問の宮部保夫さん(73)は「梅花藻を眺めながら散策したり、(北西側にある)富神山に登ったりして西山形を楽しんでほしい」と話した。見頃は8月ごろまで。

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