ベルギーで躍動の上田綺世にブンデス行きの噂が浮上、移籍金は12億円前後か

[写真:Getty Images]

セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世(24)に、ブンデスリーガ行きの噂が浮上している。ドイツ『Fussball Transfers』が伝えた。

鹿島アントラーズから2022年夏にセルクル・ブルージュへ完全移籍した上田。自身初の海外挑戦となった中、加入当初はフィットに時間を要して良さを出せなかったものの、初ゴールを決めてからは覚醒。チームはプレーオフにも進出し、上田は22ゴールを記録。ジュピラー・プロ・リーグの得点ランキングで2位につける活躍を見せた。

日本代表としても6月15日のエルサルバドル戦で初ゴールを記録。ケガで離脱し、ペルー戦には参加できなかったが、充実のシーズンを過ごしていた。

その上田にはヨーロッパの様々なクラブから関心が寄せられることに。当初は同じオーナークラブのモナコへの移籍が噂されると、スポルティングCPやRCランスなど複数のクラブが浮上。セルクル・ブルージュは売り時と感じているようで、良いオファーは断らない方針だと明言している。

そんな中、上田にはドイツからも関心が寄せられているという。

具体的な話には至っていないものの、ブンデスリーガの複数クラブが獲得を検討しているとのこと。上田に契約解除条項はなく、2026年夏までの契約があることから、移籍金は700〜800万ユーロ(約11〜12億6000万円)になる見込みとのことだ。

チーム名も挙がってはいないが、関心が寄せられるのは当然のこと。果たして新天地へ移籍するのか、それともベルギーでまた1年戦うのか。去就に注目が集まる。

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