スパークリングカクテル「イキノクラフト」 壱岐焼酎 気軽に楽しんで

ラベルに新ロゴを使った4種類の「イキノクラフト」を手にする石橋代表取締役=壱岐市芦辺町

 麦焼酎発祥の地、壱岐市の「壱岐の蔵酒造」が、壱岐焼酎をベースにしたスパークリングカクテル「イキノクラフト」4種類を販売している。原料には規格外の島の農産物を使用し、食品ロス減少にもつなげる。
 「壱岐焼酎の日」の1日に発売した。3%と低アルコール度数の「イチゴソーダ」と「ゆずソーダ」。柑橘(かんきつ)レイコウを漬け込み柚子(ゆず)で仕上げた、度数5%の「島ボール」とシェリー樽(たる)で長期熟成した度数7%の「樽ボール」がある。いずれも着色料や香料など不使用。275ミリリットル、594円。
 発売に合わせ会社ロゴも一新した。蔵の屋根の下に米1粒と麦2粒をデザイン。壱岐焼酎の伝統製法である米こうじ1に対し大麦2の割合で仕込む黄金比率を表現している。
 石橋福太郎代表取締役は「若者の焼酎離れも意識した低アルコールタイプ。キャンプやバーベキューなどで気軽に飲んでほしい。壱岐焼酎に親しんでもらう入り口となってくれれば」と話した。
 イキノクラフトは専用サイトなどで購入できる。

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