お盆の時期に諫早産の肉にこだわった料理を楽しんでもらおうと、諫早市役所内の「レストランながえ」は、オードブル「諫早シャルキュトリー2023」の予約販売をしている。
永江信敏店長（32）が市内では月に2、3頭のみ生産される希少な牛肉「長崎和牛プレミアム県央」や、オリーブオイルかすなどの飼料で育てられた鶏「長崎夢みどり」など諫早産の精肉に出合い、オードブルを手がけた。
シャルキュトリーは、ハムやソーセージなどの加工肉を意味するフランス語。「長崎和牛プレミアム県央」は低温で調理してしっとり柔らかなローストビーフに。「長崎夢みどり」は、胸肉やレバーなどで作ったムースをもも肉で巻いて蒸し、とろけるような舌触りのチキンガランティーヌに仕上げた。その他、市内で捕獲加工したイノシシ肉「はじめてジビエ」を使ったパテメゾン、「諫美豚」のボロニアソーセージ、「ながさき健王豚」の肩ロースハムの5種類。
永江店長は「年齢問わずおいしく食べられるよう工夫した。コロナ禍でこれまで帰省できなかった人も、家族や大切な人と一緒に料理を楽しんでもらえれば」と話した。
1人前1500円から販売（4人前は5500円）。予約は今月末まで、来店または電話で。受け取りは宅配便「ゆうパック」（送料別）で8月10～15日、店頭で8月10、14、15日。同店（電0957.22.2743）。
