ケフラン・テュラムはニース残留濃厚か?

[写真:Getty Images]

バイエルンとリバプールが関心を示すフランス代表MFケフラン・テュラム(22)だが、ニース残留の可能性が高まっている。フランス『レキップ』が報じている。

今夏の移籍市場ではリバプールとバイエルンの2クラブが関心を示しているが、リバプールに関してはすでに中盤に新戦力2人を迎え入れていることもあり、やや興味を失っているとも伝えられる。

一方、ニースはテュラムを少なくとももう1年残留させたい考えがあり、売却に前向きではない。そのため、5000万ユーロ(約77億円)に近いオファーが届かない限り、交渉に応じる可能性は高くないという。

『レキップ』の最新の報道によると、今年に入ってレ・ブルーデビューを飾ったテュラムはユーロ2024出場を臨んでおり、ディディエ・デシャン監督にアピールする上で安定した出場機会を求めているという。

現状ではクラブ、選手双方に移籍を急ぐ意思はなく、今後双方にとって断り切れない好条件のオファーが届かない限り、もう1年の残留が既定路線になるという。さらに、両者の間では給与引き上げを目的とした延長交渉を行う可能性もあるようだ。

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